2018.04.07:木星の雲の画像

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最初にお断りしますが、木星がこう見えることはありません。

木星探査機ジュノーの観測データをもとに民間人が画像処理して作成した画像です。

NASAでは観測機の生データを民間に公開しており、民間人が作成した画像をNASAがギャラリー形式で掲載しています。

社会貢献やメセナ活動のようなものでもあり、若い人たちに関心をもってもらうためのものです。

その画像を共同通信社が日本のマスコミに配信したため、新聞各社などがNASAの公式画像のように取り上げてしまっています。

オリジナル記事

April 7, 2018
Intricate Clouds of Jupiter

See intricate cloud patterns in the northern hemisphere of Jupiter in this new view taken by NASA’s Juno spacecraft.

The color-enhanced image was taken on April 1 at 2:32 a.m. PST (5:32 a.m. EST), as Juno performed its twelfth close flyby of Jupiter. At the time the image was taken, the spacecraft was about 7,659 miles (12,326 kilometers) from the tops of the clouds of the planet at a northern latitude of 50.2 degrees.

Citizen scientist Kevin M. Gill processed this image using data from the JunoCam imager.

JunoCam’s raw images are available for the public to peruse and process into image products at:www.missionjuno.swri.edu/junocam
More information about Juno is at:https://www.nasa.gov/juno and http://missionjuno.swri.edu

Image credits: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Kevin M. Gill
Last Updated: April 7, 2018
Editor: Tony Greicius

日本語訳

木星の複雑な雲

NASAの木星探査機ジュノーが撮影したこの新しい画像は、木星の北半球の複雑な雲の模様を表しています。

ジュノーが12回目となる木星最接近をおこなった際のデータを画像処理したで、4月1日午前2時32分:PST(午前5時32分:EST)に撮影したものです。 画像を撮影したのは、探査機が北緯50.2度の木星の雲頂から約7,659マイル(12,326Km)離れた地点からです。

民間科学者Kevin M. Gillは、ジュノーカムの撮影データを画像処理してこの画像を作成しました。

ジュノーカムの生データは、一般の人たちが以下のURLから画像を閲覧してそのデータを画像処理することができます。

www.missionjuno.swri.edu/junocam

ジュノーについて詳しくはこちら:https://www.nasa.gov/juno and http://missionjuno.swri.edu

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