木星探査については、現在NASAの木星探査機ジュノーから詳細な情報を得ることができます。
しかし日本では、ジュノーの先駆けとなったボイジャー人気が高いです。
今でもジュノーカムによる精細な画像ではなく、ボイジャーが撮影した木星の画像が使用されるのを見かけます。
この辺り、ジュノーの活動成果を伝えきれていない責任を感じております。
ところで、そのボイジャーですが、現在位置についてJPLの公式サイトでも確認することができます。
https://voyager.jpl.nasa.gov/mission/status/
また、このページでは最新ステータスがリアルタイムで掲載されています。
ここにボイジャー1号とボイジャー2号搭載の観測装置ステータスがあり、[OFF]というのは電源が切られたことを示しています。
これはボイジャー1号とボイジャー2号搭載の放射性同位体を用いた電池が寿命を迎えるために、徐々に観測装置の電源を切っている様子を伝えているものです。
つまり、この観測装置ステータスがすべて[OFF]となった時がボイジャーとのお別れの時を迎えるというわけです。
このページは、ボイジャーの現在位置の他、「Space Flight Operations Schedule (SFOS)」なども掲載されていますので、ボイジャーに関心がある方には必見です。