2017.07.01:地球から赤外線観測した木星の最新画像【静止画】

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ハワイから見た最新木星画像

いよいよ2017年7月10日にNASAの木星探査機ジュノーが木星の最大の謎の一つ大赤斑上空を通過します。

それに先立ち、今回NASAがジュノーではなく、地球上の観測による木星の最新画像を公開しました。

2017年1月14日のハワイのすばる望遠鏡で撮影された動画(アニメーション)はこちら

2017.07.01:地球から赤外線観測した木星の最新画像【動画】

Earth-based Views of Jupiter to Enhance Juno Flyby

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This composite, false-color infrared image of Jupiter reveals haze particles over a range of altitudes, as seen in reflected sunlight. It was taken using the Gemini North telescope in Hawaii on May 18, 2017, in collaboration with observations of Jupiter by NASA’s Juno mission.
Credits: Gemini Observatory/AURA/NASA/JPL-Caltech
木星の画像処理を加えた複数画像で合成した赤外線画像は、ある範囲の高度にある大気の粒子が太陽の光に反射することで、はっきりわかるようになっています。 これは2017年5月18日にハワイのジェミニ北望遠鏡を使って撮影され、NASAのジュノーによる木星の観測と共同研究するものです。


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This false-color image of Jupiter was taken on May 18, 2017, with the Subaru Telescope in Hawaii, using a mid-infrared filter centered at a wavelength of 8.8 microns. The Great Red Spot appears at the lower center of the planet as a cold region with a thick cloud layer.
Credits: NAOJ/NASA/JPL-Caltech
木星のこの画像処理した画像は、波長が8.8ミクロンの中帯域赤外線フィルターを使用して、ハワイのスバル望遠鏡で2017年5月18日に撮影されました。大赤斑が、厚い冷たい雲の層に覆われた木星の中央の下部に見えています。

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