訂正
放送を見ました。これは訂正を入れておかねばと思い追記します。
放送はジュノーの最新観測成果を伝えるものではなく、むしろその他の研究や観測についてまとめたような内容です。
具体的な内容は差し控えます(NHKオンデマンドで有料配信しますので)が、今わかっていること以外の情報はありませんでした。
NASAを取材して真相に切り込むというより、日本国内の研究者を中心に研究内容を紹介しているような、広報番組の感じでした。
NHKで木星探査の最新情報を放送するそうです。
本サイトはNASAの情報をお伝えするものですが、NHKもNASAの情報を編集していると推定できますので紹介します。
現在ジュノープロジェクトでは論文発表まで情報を公開しないようなので、NHKがどこまで取材してくれたのか期待してしまいます。
- 太陽系最大の惑星 木星の謎に挑む
- 3月30日 (木)午後10時00分~ [再放送]4月5日(水)午後11時45分~
2016年7月、アメリカNASAが探査機ジュノーを木星の周回軌道へ投入することに成功、観測を始めている。最新の報告を交えながら、木星の謎に挑む科学者たちに迫る。
NHKのサイトにはこの放送回のページもあります。
3月30日(木)の放送より 解明されて深まる謎~太陽系最大惑星の探査報告~ (多摩六都科学館館長 高柳雄一)
これによると
コズミックフロント☆NEXT「太陽系最大の惑星・木星の謎に挑む」では、これまでの探査で浮上した三つの大きな謎に絞って番組が展開していきます。
ということで木星の三つの謎を以下だとしています。
第一の謎は「なぜ木星では巨大オーロラが起こるのか?」です。
番組で取上げる第二の謎は、木星の詳細な観測が始まって以来、木星表面のトレード・マークともなっている大赤班の寿命についてです。
三つの木星の謎、最後の謎は原始太陽系の形成過程で木星のような巨大ガス惑星がどのように誕生してきたのか、太陽系の惑星形成の歴史と深く関わった謎です。
うーん、まぁそうかもしれませんが、そもそも木星の大気といいますかガス天体と言われている中身が未知な訳で、あの独特の色彩の大気の中身がどうなっているのか?核(コア)が有るのか無いのか?あるとしたらどんな核なのか?…が知りたいです。
そこがわかって大赤斑や小赤斑、オーロラの謎も解けてくるはず。
そのため探査機ジュノーは最後に木星内部に突入していきます。
もう木星の外側からの観測結果がどうのこうのは正直満腹気分になっています。
NHKの鋭い独自取材にすがる気分です。頼みますNHK!