記事名
記事（オリジナル）
NASA’s Juno spacecraft obtained this color view on June 21, 2016, at a distance of 6.8 million miles (10.9 million kilometers) from Jupiter.
As Juno makes its initial approach, the giant planet’s four largest moons — Io, Europa, Ganymede and Callisto — are visible, and the alternating light and dark bands of the planet’s clouds are just beginning to come into view.
Juno is approaching over Jupiter’s north pole, affording the spacecraft a unique perspective on the Jupiter system. Previous missions that imaged Jupiter on approach saw the system from much lower latitudes, closer to the planet’s equator.
The scene was captured by the mission’s imaging camera, called JunoCam, which is designed to acquire high resolution views of features in Jupiter’s atmosphere from very close to the planet.
記事（日本語訳）
木星の目の前に迫った木星探査機ジュノー
NASAの木星探査機ジュノーが、2016年6月21日に木星から680万マイル（1090万キロ）の距離で、このカラー画像を撮影しました。
ジュノーが巨大惑星と4つの衛星（イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト）に初接近し、いよいよその実態を目にすることになります。そして今後は明るい部分と暗い部分が交互に模様を織りなす木星の雲にもっと接近して見ることができるようになります。
ジュノーは木星の北極上空から近づきますので、これまでにないユニークな視点から木星を見ることができます。最初の内は、より低い高度から木星と、その衛星を観測し、徐々に赤道の方に近づきます。
この画像はジュノーカムという名のカメラで撮影したもので、木星に接近して高解像度で大気を撮影できるように設計されています。
訳者注
2016年7月4日の木星軌道投入が近づいてきました。
木星と4つの衛星に名前を付けた画像はこちらです。
画像クリックで拡大表示(1075×540)します。
木星の衛星 (Wiki)
木星には衛星が67個発見されている。そのうち51個は直径 10 km に満たない小さなもので、52個は母星となる木星の自転方向とは反対の公転軌道を持つ逆行衛星であることが確認されている。
左からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。左の方がより木星の近くを公転する
また、大きな4つの衛星であるイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストはガリレオ衛星と呼ばれる。
